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2006年03月11日

嫌いな三文字「白・血・病」

嫌いな三文字「白・血・病」

「白血病」って病気の事、知っていますか?
セカチュー「世界の中心で、愛をさけぶ」という映画・テレビドラマ・小説で知った人も多いと思うけれど、本当に知っている人は少ないだろうね。
でも、少しは知ってほしいな!
少し長くなるけれど、ちゃんと読んでね!

白血病とは、未熟な白血球が異常に増えすぎる病気。
血液、あるいは血液をつくる組織の癌ともいえる。
血液は骨髄で作られるが、ここで未熟な白血球が異常に増えると、末梢血液にもあらわれ、正常な血球が作られなくなる。
赤血球が減って貧血になったり、血小板が減少して出血しやすくなる。
また成熟した白血球が少なくなるため、体の免疫力が低下して細菌やウイルスなどに感染しやすくなるのである。

原因は未だ良く解ってはいないが、最近注目されているのはウイルスで、成人T細胞白血病をおこすウイルス(HTLV)がすでに発見されている。
また放射線や、化学薬品、染色体の異常も関係すると考えられている。
もちろん白血病は遺伝病ではなく、伝染もしない。
日本においての白血病発生率は年々増加傾向にあり、1999年では年間人口10万人当り5.3人(男5.4 、女3.8)で、年間6,100人以上もの人が亡くなっているのである。
小児から青年層においては、白血病は最も発生頻度の高い癌で青年層の死因としては、事故死に次いで第二位を占めているそうである。

白血病の主な種類には、

骨髄球がふえたもの・・・骨髄性白血病
リンパ球がふえた場合・・・リンパ性白血病

それぞれ急性と慢性とがある。

急性は白血病細胞が未熟な場合、慢性は未熟だった細胞が成熟しつつあることが多い。
子どもや若い人では急性リンパ性白血病が多く、中年では慢性骨髄性白血病、高齢者では急性骨髄性白血病が多い。

白血病の治療については主に、放射線療法と化学療法(薬物療法)がおこなわれる。
急性の場合これらの治療をすれば、90%以上が3年以上にわたって白血病の細胞がでなくなり、約50%はほぼなおるとされている。
最近では、骨髄移植も盛んにおこなわれるようになってきている。

骨髄移植とは、他人または本人の健康な骨髄を移植し、造血機能を回復させようとする治療法で、白血病や重症の再生不良性貧血、悪性リンパ腫、重症の複合免疫不全症、一部の遺伝性血液疾患、 そのほか、小細胞性肺癌、乳癌などの化学療法にともなう骨髄機能不全の患者に対しておこなわれる。
同種移植では、白血球の組織適合抗原(HLA)が一致することが必要となる。
HLA抗原が一致するのは兄弟でも4人に1人、他人だと500~数万人に1人の確率とされている。

日本で骨髄移植を必要としている患者さんは、2004年11月現在2,732人。同じくドナー登録者数は、200,575人。
それでもドナー候補者が見つからない患者さんが、まだ約4割もいるのだ。
すべての患者さんを救うためには、少なくとも30万人のドナーの協力が必要です。
まだ、10万人も足りません。
これを読んで、少しでもドナー登録について考えてもらえれば本当に嬉しい。

白血病の事を何故書くのか、そして何故ドナー登録したのかって聞く人もいるかもしれない。
でも、それに答えは無いんだ。
答えがあっても、ここに書く事ではないし、人に言う事でもないから。
知っている人は、知っているし、それで良いよね。
これを読んでもらっても、おれの想いが充分に読んでくれた人に伝わる事はないだろう。
それは、おれが文章を信用していないから、人間は言葉だもの!
それでも書いたのは、読んでくれた人の頭の隅っこの細胞のひとつにでも、記憶として残ってくれれば、誰かが幸せになれるかも知れない。

そう思えればおれも幸せになれるかも、ってね?


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Posted by よっちゃんs at 22:00│Comments(0)白血病
 
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